看護師RiNの看護師さんを応援ブログ☆

変わり者看護師による看護師のためのブログ。看護に関係のないことも多々書いてます(о´∀`о)

看護師の匂いは時にクレームとなる

大学病院で働いていた頃、副師長さんにこっそり呼ばれ、

「RiNさんの香水の匂いがキツくて辛いって〇〇さんが言ってたよ。気をつけてね」

と言われました。

※〇〇さんは入院患者さんの名前

 

 

 

私香水なんてつけてないんだけどo(`ω´ )o

 

 

 

ちなみに私は香水など1度も職場につけて行ったことはありません。

納得行かず、同期に「私香水くさい?」と聞いて回りました。

 

 

 

つけてないんだから実際。

 

 

 

ただ思い当たるのが、保湿用のボディクリーム。乾燥肌な私は、入浴後にフレグランス入りのボディクリームを塗っていたんです。(なんの香りか忘れたけど)

 

 

 

ボディクリームって、体温で温められるとほのかに香るので、いい匂いなんです。

 

香水だとつけすぎると不快に感じる時がありますが、その点ボディクリームだと控えめで心地よい香りが漂います。

 

 

 

男は女のそういう香りにやられるらしいです(´∀`)※余談ww

 

 

 

 

 

 

まぁ私はただの保湿目的ですけど。

 

体臭や口臭が患者さんに不快を与えることになるため、あえてフレグランス入りにしたり、食後は念入りに歯磨きしたりしてました。

 

 

これはおそらく看護師あるあるだと思います。朝、病棟に来たら、必ずは歯磨きしてましたもんみんな。

家で歯磨きしてきてるのに。

 

 

 

匂いは治療中の患者さんにとって辛いもの

匂いを指摘してくださった患者さんは、化学療法中で吐き気があり、辛い時期だったんです。

 

 

今思えば本当に申し訳ないと思います。

吐き気は匂いで誘発されますから(*_*)

 

 

 

まさかボディクリームの匂いが辛いとは夢にも思わず…(;o;)

 

 

 

 

指摘された次の日からは、ボディクリームの使用をやめました。

 

 

 

 

とても優しく、時に厳しい患者さんで、私はその人のこととても好きだったんですが、私に直接言うと傷つけるかもと思って、あえて副師長さんを通したようです。

 

 

副師長さんもとても素敵な人なので、患者さんは吐き気があるから匂いが辛いのよ、と私が理解できるように説明してくれました。

 

 

 

 

この出来事って私の中で結構印象深いことです。

 

 

特別怒られたとか、傷ついたとかそう言うことではなく、患者さんへの配慮って、今の患者さんの治療状況や副作用などを考慮することが重要なんだなって感じたんですね。

 

 

 

この学びがあったおかげで、より一層患者さんへの配慮とはどういうことかを考える力が身につきました。

 

 

ボディクリームは無香料のものに変えました(´∀`)

 

 

オシャレと身だしなみは違う

看護師は患者さんへの配慮として、身だしなみを整えることを意識しています。

 

 

頭髪の乱れ、適度な化粧、汚れのないユニホーム、シューズ、感染源となるようなものを身につけない(腕時計やアクセサリー)など…

 

 

もちろん体臭や口臭にも気をつけること。

 

 

 

新人看護師で時々着飾っている子がいますが、その度に師長さんから

オシャレと身だしなみは違う

と指摘を受けてました。

 

 

 

ボディクリームもそうなのでしょう。

 

 

保湿だけならフレグランスはいらないけれど、自分を良く魅せようとする(オシャレをする)とフレグランス入りを選びたくなります。

 

 

確かに身だしなみとは違いますね。

 

 

 

 

看護師としてのスキルを高めるというのは、知識と技術を身につけることだけではなく、患者さんの状況を把握し、安楽な入院生活を送ることができるようにするための配慮も身につけることでもあるんだな…

 

 

 

ブログを書いててしみじみ感じました( ´_ゝ`)